2007年11月26日

11/26-5 帰港、SAKURAで飲み会

帰港
全員がエキジットしたあと、ボートは人工の水路を通って、ランチをとった島へ戻りました。
スノーケリング・ツアーの人たちはみな引き上げてしまい、
今夜日本に帰る彼女だけがポツンと砂浜で待っていました。

彼女のボートに戻って開口一番が、
「自分の荷物を他のボートが間違えて持っていってしまった」

すぐにスタッフが無線で連絡し、どのボートが持っていったか調べをつけてくれました。
どうやら引率ガイドが気を利かせて、忘れ物と思って自分のボートに積んでしまったようです。
帰りにボート上でツアー客に聞いても誰も該当者がいなかったので、
間違えて持ってきてしまったことに気づいたそうです。
(帰港後、すぐにAQUA MAGICのスタッフが車で取りにいってくれたので、
彼女は無事夕方にはホテルに戻ることができました。)

店に戻ったのは16:25でした。
ガイドのサトシくんに頼んでモンキーレンチを貸してもらい、
ハイプレッシャー・ホースを1stステージからはずしました。
この日の1本目から1stステージからのエア漏れに気づいていたのですが、
ホースをつなぐネジ穴からエアが漏れていたのです。

どうやら、ホースについていたOリングがわずかにずれていたようで、
軽くグリスをぬってホースを締め直したらエア漏れしなくなりました。

店で作業している最中に、サトシくんが夕食に誘ってくれました。
滞在するゲストとガイドで飲み会をするということなので、二つ返事でOKしました。

会場はSAKURAという居酒屋とか。
VIPホテルのすぐそばなので、我々は歩いて直接落ち合うことにしました。

SAKURA
AQUA MAGICのスタッフに送ってもらい、
VIPホテルに到着したのは17:00。

途中、道が混雑してノロノロでした。

ホテルの入り口の前では、昨日に続き猫たちが
食事をもらっている最中でした。

待ち合わせの19:00までにシャワーを浴び、
洗濯をすませ、NHKテレビを見て過ごしました。


上の写真は、夕方のメインストリートです。
奥が西、AQUA MAGICのあるマラカル島方面、手前が中心街方面です。
向かって左の緑地は、議事堂を囲む公園です。
向かって右のB.B.Q.とKINGS PALACEの看板の向こうにある建物の1階にSAKURAがあります。
このビルには他に、インド料理のTaj、寿司割烹の美登寿司、銀行などが入居しています。

SAKURAの入り口。
建物の前は駐車場です。

約束の19:00ぴったりに店に行くと、
まだ誰も来ていなかったので
外で待つことにしました。

5分後にサトシくんが、さらに5分後にリエちゃんが
ゲストを乗せてやってきました。

遅れてやってきたガイドのJINクンとアシスタントの
リョーコちゃんを入れてスタッフ4名、ゲスト6名の面子です。

生ビールとMiller Liteで乾杯、
おかわりはチューハイです。
メニューは日本と大きな違いはありません。

左の写真は、
豆腐サラダ、
空心菜炒め、
ピザ



ハタの姿煮

このほか、
刺身盛り合わせ、
タロイモの天ぷら、
ジンギスカン
を注文しました。




ゲストのひとり、まりこちゃんが3日前に誕生日だったと
いうことで、本人の強い要望により
この日はお誕生日祝いをしました。
彼女は、この1年で4回AQUA MAGICで潜っている
そうです。

ケーキはPPR(パラオ・パシフィック・リゾート)内の
ケーキ屋さんで注文したものだそうです。


大いに盛り上がって記念写真を撮って締めたパーティーは、
22:30頃おひらきになりました。

歩いてホテルまで戻り、冷蔵庫に冷やしてあったビールを寝酒に
すぐベッドに潜り込みました。

11/26-4 3本目(#6) ジャーマン・チャネル

  • 各ポイントの水中マップをクリックすると、別窓で拡大表示されます。
  • Google Mapの文字をクリックすると、各ポイントの位置が別窓で表示されます。
11/26 3本目(dive#6)ジャーマン・チャネル GERMAN CHANNEL
マンタ狙いということで、3本目はジャーマン・チャネル
で潜ることになりました。

ゲストの真理子ちゃんはガイドのサトシくんと一緒だと
マンタを見られないというジンクスがあるそうです。
もうひとりのゲスト、ヨシコさんもここでマンタを
見たことがないと言っていました。

2人とも、ヘビーリピーターです。
ガイドのサトシくんは、引きつり気味に2人の話を
否定していました。

Google Map

サンゴ礁の浅瀬を掘って作った細い水路の南西側に、
北東から南西に伸びる自然が作ったチャンネル(海峡)があります。
このチャネルのどん詰まり近くのリーフにブイが浮いています。
ブイのロープに沿って潜降すると、リーフと砂地の境目で、水深は-12mです。
サンゴ礁が点在する砂地を深場に向けて進んでいくと、
谷状に深くなっている先端にたどり着きます。

ここで沖からやってくるマンタを待ちます。
この日は、吐いた泡が斜めにあがっていく程度の上げ潮でした。
透明度もよくありません。

20分近く待ちましたが、残念ながらマンタは現れませんでした。
クリーニングステーションから少し離れると、
ギンガメアジの大きな群れのほか、タカサゴクマザサハナムロなど
群れを作る魚を何度も見かけました。
砂地には穴から姿を出しているオドリハゼを見ることもできました。

しばらく流れに逆らいながら移動し、大きく反時計回りに方向転換してドリフトしてから
ダイビングを終えました。

潜降して間もなくカメラのバッテリーが上がってしまい、シャッターを1枚も切れませんでした。

DATA:
潜降開始:14:26、浮上完了:15:21
最大深度:-20m、平均深度:-14m、透明度:8m、水温:29℃
天候:くもり、風向:南西、波高:0.3m、カレント:中(SW→NE)
月齢:16.2(立待月)(大潮)、満潮:8:41(6.1) 19:56(7.1)、干潮:2:15(-0.3) 14:17(2.9)

11/26-3 ランチ

無人島に移動してランチ
ブルー・ホールでのダイビングを終え、
ボートで10分ほどの島へ上陸してランチ・タイムです。

ガイドのサトシくんが島の名前を言っていましたが、
残念ながら失念してしまいました。

前日(11月25日)に行ったガルメアウス島でないことは
確かです。

無人島の公園はどこも、真緑の大きな東屋とベンチで
統一されているようです。

前日はお弁当写真を撮り忘れてしまったのですが、
この日はバッチリ撮りました。

お弁当のメニュー
野菜あんかけ炒め、ボイルド・ウィンナー、
白身魚の甘酢あんかけ、鶏の唐揚げ、ごはん

実は、今回のツアー手配をお願いした、エアーワールドの岡部さん
とのメールのやり取りの中で、お弁当に関する情報を
もらっていました。
というのは、スタッフに喜ばれる手みやげを聞いた時に、
ごはんの友を分けてあげると喜ばれる、という返事をもらっていたのです。

AQUA MAGICで出すお弁当は、敷地を所有する大家さん(パラオの富豪)の奥様が経営する
レストランから仕入れているそうです。
岡部さんは評判がイマイチと書いていましたが、決してそんなことはありません。
お米は日本米で、炊き具合も日本人好みだし、おかずの味付けもよかったです。

ただ、これを毎日食べているスタッフ達は飽きているんだろうな、と思えました。

この日は昨日に続きわさび漬けのほか、アケちゃん(嫁)特製の新巻鮭のフレークを用意して、
ゲストやスタッフとシェアしました。

この島でも、スノーケリング・ツアーに来ている人たちが大勢いました。
スタッフに聞くと、観光客は台湾人が一番多く、次いで日本人だそうです。
台湾人はグループで来ているようで、とにかくにぎやかでした。

帰国日にも2本潜るゲストが多い
昼食を終え3本目に向かうとき、ゲストの一人が島に残りました。
この夜帰国するので、午前中2本でやめるということでした。
ボートが迎えに来るまで、スノーケリングを楽しむそうです。
飛行機搭乗まで、13時間ぐらいしかあいていません。

パラオは5日間か6日間のツアーが多く、せっかく来たのだから1本でも多く潜りたいと、
帰国日も2本潜る人が半数近くいるようです。
AQUA MAGICでは、要望を断れないのでゲストの判断に任せている、ということでした。

このあたり、24時間前はダイビング禁止という明確なルールを定めている
モルディブとは異なります。

11/26-2 1本目(#4)、2本目(#5) 2本連続でブルーコーナー

  • 各ポイントの水中マップをクリックすると、別窓で拡大表示されます。
  • 色文字の施設は、Google Map「パラオ コロール島マップ」で位置を確認できます。
  • Google Mapの文字をクリックすると、各ポイントの位置が別窓で表示されます。
11/26 1本目(dive#4)ブルー・コーナー BLUE CORNER
AQUA MAGICに到着したのは、8:25でした。
8:45には準備が整い、ボートが出港しました。
同乗したガイドは、サトシくん、リエちゃん、JIN(ヒトシ)くん、アシスタントのRYOKOちゃんの4名です。

出港してしばらくすると、前方に大きな雨雲が立ちはだかってきました。
いったんボートを停めて雨具やボートコートを着込んで雨に備えましたが、
雨雲は結局それてくれました。

島の東側は波がほとんどなかったのですが、
ロックアイランドを縫うように走り、西風を受ける海域が近づくにつれて
細かい風波がでてきました。

スピードボートはかなりのスピードを出しているので、水面を跳ねるようになり、
正直、お尻が痛くなってしまいました。

西風が強いのと、フィリピン沖で発生した台風の影響で
外洋はうねっているそうです。
ジャーマン・チャネルを越えたところで、
島影にボートを停め、ブリーフィングが行われました。

Google Map

器材を背負い、フィン・マスクを装着した状態で
そこからゆっくりポイントまで移動します。

ブイへの係留はせず、
ドロップ・オフ手前でフリー・ディセント(潜降)です。

透明度は期待していたほどではなく、20m前後といったところです。
大潮まわりの午前10時頃だというのに、エントリーしたあたりでは流れをほとんど感じません。

潜降して間もなく、ギンガメアジの群れに遭遇しました。
壁を左に見ながら南に流していくと、
グレイリーフ・シャークがウロウロしています。

いったん棚の上に上がり、さらに南をめざして進むと、
カメ(タイマイ)、ナポレオンオオメカマスの群れ、
ロウニンアジを立て続けに見ることができました。

コーナーの先端付近まで来ると、
わずかにカレントを感じます。














ドロップ・オフを越えてかなり沖にでると、
バラクーダの大群に出会いました。

さすがにパラオで1、2を争うポイントです。
オールスター揃い踏みで、一度に全部見れてしまうのには、
びっくりしました。

透明度は期待したほどではなかったけれど、
水の青さはこの時期のモルディブやシパダンとは違います。

DATA:
潜降開始:09:57、浮上完了:10:44
最大深度:-21m、平均深度:-14m、透明度:21m、水温:29℃
天候:くもり、風向:南西、波高:0.5m、カレント:穏(N→S)
月齢:16.2(立待月)(大潮)、満潮:8:41(6.1) 19:56(7.1)、干潮:2:15(-0.3) 14:17(2.9)

11/26 2本目(dive#5) ブルー・コーナー BLUE CORNER
エキジット終了後、ボートは北側のブイに係留し、ここで1時間弱の水面休息をとりました。

2本目もフリー・ディセント(潜降)で水深-15m前後に集合し、
1本目と同じく壁を左に見ながら進みました。

1本目より透明度は明らかに落ちています。

1本目とほぼ同じ地点でグレイリーフ・シャーク
ホワイトチップ・シャークを見てから、
棚に上がりました。

1本目よりやや強い流れを感じましたが、
逆らって泳げないほどではありません。

ガイドのサトシくんはカレント・フックを取り出しました。
でも、他のゲストはゆっくり泳いで、その場に留まっています。

間もなく、ナポレオンが我々を見つけて寄ってきて、
盛んにエサをねだります。

餌付けをやめてかなりたつと聞いていたので、
昔のことを覚えているなんて、なんていたいけ
なんだろうと感じてしまいました。

長生きなのにも感心してしまいます。

流れを横切るように棚の上をドロップオフに沿って
進んでいくと、
中層でロウニンアジカスミアジオオメカマス
ギンガメアジがゆったりと泳いでいました。







コーナーの先端のすぐ先をバラクーダの群れが横切っていくのをしばらく眺めてから
エキジットのために沖へ向かって泳ぎ、安全停止してから浮上しました。




DATA:
潜降開始:11:41、浮上完了:12:32
最大深度:-18m、平均深度:-13m、透明度:18m、水温:29℃
天候:くもり、風向:南西、波高:0.5m、カレント:穏(NE→SW)
月齢:16.2(立待月)(大潮)、満潮:8:41(6.1) 19:56(7.1)、干潮:2:15(-0.3) 14:17(2.9)

11/26-1 朝食、消防車

起床、部屋で朝食、消防車は日本の中古
目覚めたのは6:15。たっぷり9時間寝ました。
起き上がると、身体の節々が痛みます。
ベッドか枕が合わなかったのでしょうか?
たぶん、久し振りのダイビングで筋肉痛なんでしょう。

7:30、廊下のサーバーでコーヒー(インスタント)を入れ、

昨日買っておいたペストリー、チーズ・クラッカー、
スライス・チーズで朝食をとりました。

となりの消防署に出勤してくる人が何人もいます。
パラオは朝が早いんでしょうか?

簡単な食事なので10分で終えてしまいます。
早めに準備を整え、外にでて迎えを待ちながら
消防署の写真を撮りました。

この建物が消防署です。

消防署に向かって右隣に警察があります。
刑務所(拘置所?)も併設されているそうです。







消防車と救急車が2台づつ止まっていました。
1台の消防車には、
「本巣市消防団」の文字が入ったままです。


本巣市って岐阜県ですか?






昨日よりさらに早く、8時ちょうどに迎えのバンがやってきました。
今朝はゲストの先客はいませんでした。
昨日と同じように、途中ウエストプラザデセケルに寄り、
8:25にAQUA MAGICに到着しました。