2007年12月1日

12/1-2 ランチ、散歩、夕食

エキジット後、精算
ハウス・リーフでのゆったりしたダイビングを終え、
シャワーを浴び、器材をリンスして船着場に並べて干してからショップに入ると、
休みの日なのにも関わらずガイドのサトシ君が待ってくれていました。
ゲストが少ない日に、交代でオフをもらっているそうで、久し振りの1日オフだと言っていました。

そんなおしゃべりをしながら、おみやげのTシャツを選び精算を済ませました。
滞在が長かったということで、最後のダイビングのタンク代をサービスしてくれた他、
オプションの追加ダイビング代を少し値引きしてくれました。

12:00になったのでサトシ君に別れを告げ、スタッフにホテルまで送ってもらいました。
部屋に戻って、ベランダに器材を広げて改めて干し直し、
水着とタオルを洗濯、じっくりシャワーを浴び直してから、少し身体を休めました。

13:00をまわり、お腹が空いたので昼食をとりにでることにしました。
外は暑そうで、あまり歩き回りたくなかったので近所で済まそうということになり、
メインストリートをわたってすぐのインド・レストラン「The Taj(タージ)」
行くことにしました。





インド・レストラン『The Taj』でランチ
銀行や居酒屋さくらが入っているテナント・ビルの美登寿司の上がThe Tajです。

バルコニーにもテーブルが並べられ、
夜はこの席も快適そうですが、
一番気温が上がる時間帯だったので、
迷わずエアコンの効いた室内を選びました。

店内はかなり広く、6人掛けのテーブルが
ずらっと並んでいて、100人は入れそうです。

でも、わたしたちが入ったときには
日本人カップルが1組しかいませんでした。

オーダーしたのは、
サモサ、シークカバブ、チキンカレー、マトンカレー、ナン。

どこのインド料理店に行っても、
わたしたちはいつも同じものを頼んでしまいます。

サトシ君情報によるとナンの種類が豊富で、
特にチーズ・ナンがおいしいということでしたが、
わたしたちはプレーンしか頼みませんでした。


本格的なインド料理ではあるのですが、
味付けがイマイチで、
どれも辛味と香りが足りません。
それに塩加減がバラバラで、
サモサとシークカバブは塩気が足りないのに、
カレーは2つとも塩辛すぎました。

食後にアケちゃん(嫁)が頼んだアイスコーヒーは
インスタント・コーヒーでした。

いちばんおいしかったのは、
オトさんが食後に頼んだマンゴー・ラッシーでした。

勘定はUS$52.50、少し高いかな、という印象です。

空港へのピックアップは23:00です。
まだまだ時間があるので、メインストリート沿いにブラブラ散歩しながら
おみやげを物色することにしました。

みやげ物屋をはしご
VIPホテルに入る路地の入り口にある郵便局の並びと、
その向かいにおみやげ物屋が3軒集中しています。
郵便局の向かいにあるのが「パラオショップ」、
郵便局の並びにあるのが「YOLT」と「アイランダー」です。

時間はたっぷりあるので、3軒ともまわってみました。
ジュエリーやアクセサリー、フルーツクッキーやタピオカクッキー、
ストーリーボードや木彫品などが並んでいましたが、
結局何も買わずじまいでした。

ホテルに戻り、パッキング、テレビ鑑賞
飽きてきたので、15:00前に部屋に戻りました。
ランチを取り終えてから1時間しかたっていません。

器材がすっかり乾いていたので、パッキングをはじめました。
ところが、AQUA MAGICで買ったTシャツが見当たりません。
どこに置いてきたんだと喧嘩になりかけたとき、部屋の電話が鳴りました。

フロントからで、
「荷物を預かっている」とのこと。

車の中に置き忘れてあったのに気づいて、トンボ帰りして届けてくれたそうです。

ほどなく、AQUA MAGICから確認の電話が入りました。
親切な対応に深謝。

その後はやることがないので、部屋でテレビ(フィギュアNHK杯)を見て過ごしました。

おみやげの物色でスーパーマーケット巡り
午後6時過ぎ、おみやげ物屋さんで何も買わなかったので、
夕食を取りがてらスランゲル・マーケットWCTCショッピング・センター
出かけることにしました。

このあたり、行動については無計画というか行きあったりばったりの
オトさんとアケちゃん(嫁)です。

わたしたちのおみやげは、日本では手に入りにくい安い雑貨や食料品と決まっています。

スランゲル・マーケットで、のど飴で有名なVICKSの香りつきポケット・ティッシュがあったので
1ダース入りをゲットして、配る用のおみやげにしました。
us$2.49だったので、1個¢21弱、日本円で22円程度です。

1人に20円しか使わないってどーよ、
パラオまで行ってポケット・ティッシュかよ、って感じですが、
『実用的でちょっとだけ珍しくて、ちょっとした驚き・意外性・話題性のあるもの』
というのが、我が家の外国旅行みやげのコンセプトです。

真向かいにあるWCTCの1階にあるスーパー・マーケットでは、
マーブル模様のクリームペーストを探したのですが、
ピーナツ・クリームとブルーベリー・ジャムのものはあっても、
コンデンス・ミルクとチョコレート・クリームのペーストは売っていませんでした。

2階のデパートに行ってみると、PALAUの文字とマンタやサメの絵柄のTシャツが
たくさん並んでいました。
他にも、PALAUの文字入りキャンドル立てとかアクセサリーボックスとか、
ガラスのペーパーウエイトとか、そんなインテリア小物(?)が大小揃っています。

うーん、こういうのはわたしたちには、ちょっとノー・サンキューでした。

というわけで何も買わずに階段を下りていると、ばったりJINさんに会いました。
彼も今日は1日お休みだったそうです。
ショップで会えなかったので、お別れの挨拶ができてよかったと言い合いました。

JINさんと別れて店の外にでたのが午後7時半、
時間がたつのが遅いですが、やっとお腹が空いてきました。

一度行ってみようと言っていた台湾レストランウエストプラザ・ダウンタウンの2階)は、
やっぱり明かりがついていません。
どうやら、廃業してしまったようです。

夕食は「居酒屋さくら」で
The Taj(インド料理)のとなりにあるメキシコ料理店バンディドスに行こうかと
店の前まで行ったのですが、
ガラス張りの店内にいる客のほとんどが白人だったので何となく気後れしてしまい、
結局AQUA MAGICのゲスト・スタッフと一緒に初めて行った居酒屋さくら
夕食をとりました。

ここのパラオ人のおばさんウエィトレスさんたちは日本語がよく通じます。
メニューの内容は、日本の居酒屋さんとほとんど変わりません。
味つけもきっちり日本食です。

頼んだ食べ物は、
白身魚のカルパッチョ、魚のカマ焼き、大根の揚げだし、レンコンの包み揚げ。
飲んだのはバドワイザー(缶)4本、ウーロン茶、パラオレモンサワーでした。
これでUS$40でした。

少し眠くなってきたので、部屋に戻って仮眠をとることにして、居酒屋さくらをあとにしました。

12/1-1 AQUA MAGICハウスリーフ

  • 色文字の施設は、Google Map「パラオ コロール島マップ」で位置を確認できます。
  • 各ポイントの水中マップをクリックすると、別窓で拡大表示されます。
  • Google Mapの文字をクリックすると、各ポイントの位置が別窓で表示されます。
起床、朝食、ショップへ
いつもより早い6:25に目が覚めました。
昨晩早めに床についたせいでしょう。
ベランダに出て天気を確かめると、空は曇っていて
消防署の国旗もしなだれている無風でした。

7:00にもう一度ベランダに出ると、太陽が顔を出し南よりの風が吹いています。
1週間前に買ったパンにはカビが生え始めていましたが、そこをよけて食べ切りました。
結局、6日間ずっと朝食は部屋でチーズとクラッカーとパンで済ませてしまいました。
一度くらい近所のレストランに行ってみてもよかったかな。

8:00過ぎにVIPホテル前の駐車場に出て、
迎えの車を待ちました。
ロビーにいてもいいんですが、
この時間はまだ涼しいし、
たくさんいる猫と遊んでいる方が楽しいのです。

8:20、リエちゃんがバンを運転して
迎えに来てくれました。
ウエストプラザ・デセケルに寄って、
昨晩到着したゲストを拾ってからショップに向かいました。

昨日、多くのゲストが帰国してしまったので、この日は3店合同でAQUA MAGICのボートを
使うそうです。
我々はハウス・リーフで潜るので、タンクを2本出してもらいました。

今夜遅く発つので、今日中に器材を乾かさなければなりません。
乾きにくいBCとウエット・スーツだけ朝から店先で干させてもらい、
レンタルで潜ることにしました。

8/30 1本目(dive#19)AQUA MAGICハウス・リーフ HOUSE REEF
Google Map

ハウス・リーフは、
リクエストすればガイドしてもらえますが、
基本的にはバディ単位でセルフ・ダイビングを
楽しむポイントです。
最大深度は-5mほどですので、
エアがもち、マクロ撮影にはもってこいです。

8:45、ボートを見送ってから準備をはじめ、
ボートが停泊していたジェティから
8:58にエントリーしました。

AQUA MAGICのとなりにあるリップ・タイド・バーという水上パーを越えたところにある、
砂浜から続くリーフがポイントです。

リップ・タイド・バーがある建物から伸びたロープに梵天(ぼんてん、ブイ)がつなげてあり、
ボートが入ってこないようになっています。
このブイから岸側で潜るようにします。

ブイを越えてしばらく水面移動し、水深-4mほどの適当なところで潜降しました。

ハウスリーフには水底にガイドロープが張ってあり、
ところどころに1から12まで反時計回りに番号札が結び付けられています。

と、聞いていたのですが、潜降開始後10分たっても、ガイドロープを横切りません。
おかしいな、と思っていたらロープがあったのでたどっていったら、7番でした。
どうやら、気づかずに横切っていたようです。

このあたりは、板状に伸びたサンゴが林立するところで、
マンジュウイシモチイトヒキテンジクダイの群れが
きれいです。

そのままロープ沿いに進んで行くと、
8番から9番にかけての外側は
砂地に大きなシャコ貝がゴロゴロ並んでいる、
すこし開けたところにでます。

9番を過ぎたところには、骨組みだけになったボートが沈んでいて、
大きなワニゴチがいました。

その先は砂地の窪地とサンゴの林が入り組んで迷路のようになっている場所があり、
探検気分であちこち彷徨える場所があります。
ここにもシャコ貝がたくさんいる場所があります。

11番あたりはいちばん深いところで、水深は-6mあります。
このあたりで、ヤスジチョウチョウウオを見ました。

12番でいったんロープは途切れますが、
10mほど先には1番の札があります。
われわれは2番の札が見えるところで潜降したのに
気づかず、そのまま通り過ぎていたことに、
ここまで戻ってきてから気づきました。

12番の手前では、ニシキテグリを見ました。
肉眼では黒く見えるのですが、
写真を見るとニシキテグリ特有の模様が写っていました。

エアはまだ100近く残っていたので、
ガイドロープから離れてウロウロしていましたが、
バディのアケちゃん(嫁)が寒いと言い出したので、
梵天(ブイ)のところまで水中を戻って、リップ・タイド・バーの下で浮上しました。

その後AQUA MAGICの船着場まで水面を泳いで戻り、エキジットしました。

豊富な魚種と変化に富んだ景観で、90分潜っていても飽きないポイントでした。

DATA:
潜降開始:9:07、浮上完了:10:40
最大深度:-5.5m、平均深度:-2.6m、透明度:6m、水温:29℃
天候:晴れ時々曇、風向:NE、波高:なし、カレント:なし
月齢:21.2(宵月)(小潮)、満潮:12:31、干潮:06:25 18:30