2008年10月21日

ご挨拶とご案内

2007年11月24日(土)~12月2日(日)までのツアー記録
「オトさんのホヨホヨ・ログブック -パラオ編-」にお越しいただき、ありがとうございます。

2008年4月下旬から、ボチボチ・ホヨホヨ書きはじめ、
今夜(10月21日)やっと脱稿しました。
なんとか1年以内に書き上げようという目標は、かろうじてクリアできました。

これから初めてパラオを訪れる人に役立つ情報を提供したいと思い、
できるだけ詳しい記述をと意図しました。
9日間の旅行なのに、30投稿にも及ぶ内容は、
細かすぎるとか、しつこいというご批判は覚悟の上です。

ブログの常として、投稿日が新しいものが上位にきてしまうので、
日付を追ってお読みになる場合は、右フレームの
「アーカイブ」で『09/07』をクリックするか、
「ラベル」の『2007/09月 企画・準備』をクリックして、
1投稿ごとにページを進めていただければと思います。

また、ポイントや内容に沿ってラベルを適用してありますので、
お読みになりたい項目を選んでいただけるように工夫しました。

こうすればもっと読みやすくなる、とか、こうして欲しいなど
ご要望がありましたら、ご遠慮なく下記までメールをいただければ
善処させていただきます。

オトさん宛てメールはこちらから

2007年12月2日

12/1-3 ホテル・チェックアウト、空港、機内、帰国

ホテルをチェックアウト
ホテルに戻ったのは夜9時前でした。
すっかり顔見知りになったレセプションのフィリピン人は、
やっぱり私用電話で話し込んでいました。

いつもなら、ルーム・キーを受け取ってセーフティ・ボックスに財布をいれてもらうだけなので、
彼女は電話を切らずに対応するのですが、オトさんが話したそうにしていたのに気づき、
「また後で電話する」
と言って、いったん電話を切ってくれました。
ってか、それが当たり前なんですが、こちらも慣れてしまっていたんですね。

預けてあったパスポートと現金を受け取り、
23:00のピックアップに備えて早めのチェックアウトを頼みましたが、
電話は無料なので7泊中の支払いはありませんでした。
22:50にポーターを寄こしてもらうよう依頼し、いったん部屋にもどります。

1時間ほど仮眠をとり、22:30に着替え、出発の準備を整えました。
約束の時間より少し早くドアをノックする音が聞こえ、若いジーンズ姿の男性2人が
荷物を取りにきてくれました。
3階建てのホテルにはエレベーターがないので、
トータル50kgを超える荷物を運ぶのは骨が折れます。
ロビーで2人にUS$1づつチップを渡してお礼を言いました。

ロビーにはすでにピックアップを待つ人がいました。
昨日ロングビーチで見た若い女性3人組と、初めて見る男性1人でした。

バスで空港へ
23:10、予定より10分遅れて迎えが来ました。
まず、荷物を運ぶピックアップトラックが到着、荷物を預けました。
続いてマイクロバスがやってきました。
待っていた4人はすぐバスに乗り込もうとしますが、パラオ人ガイドに止められました。
点呼をとっていませんし、預けていた航空券を返してもらわなければなりません。

ロビーで名前を確認され、チケットを渡された順にバスに乗車しました。

バスには先客が6人います。
パラオ・パシフィック・リゾート(PPR)から乗ってきたようです。

わたしたちを乗せ出発したバスは、途中ウエストプラザ・ダウンタウンで1人、
ココロ・ホテルで3人を乗せ、街を離れました。

ココロ・ホテルから3分ほど走ると、道は田舎道になります。
コロール島と、空港があるバベルダオブ島を結ぶ日本のODAで建設したKBブリッジを渡り、
アイライ・ビュー・ホテルを越えると間もなく空港です。

パラオ国際空港、出国手続きから搭乗まで
空港に到着したのは23:40でした。
バスを降り、荷物を受け取ると、各自建物内に入っていきます。

建物内ではタバコが吸えないかもしれないので、
灰皿が備え付けてあった建物前のベンチで一服しました。

建物に入ると正面右にある、さほど広くないガラス張りの部屋が出発ロビーです。
出入口は2箇所で、向かって左が入口、右が出口です。
部屋の入口には係員が立っていて、パスポートとチケットを見せ、搭乗券を受け取ります。

部屋の手前半分は、ロープに沿ってうねうねと長い行列で埋まっています。
部屋の奥には、壁に沿って搭乗手続きカウンターがあります。
その手前には、X線の荷物検査機が並んでいて、カウンターの空き具合を見ながら、
係員が列の先頭の人を呼びます。

X線検査を受けたら搭乗手続きカウンターに進み、
パスポートと搭乗券を見せ、荷物台に荷物をのせて計量を受けます。

エコノミーは、1個55lb(ポンド、23kg)以内を1人2個(合計46kg)まで
チェックインさせることができます。

わたしたちの荷物は3個でしたが、そのうちの1つが61lb(約26kg)で
6lbオーバー(たった2.5kg!)していると言われました。
2人分で考えれば制限以内だからいいじゃないかと食い下がりましたが、
職員は「荷物を4個に増やせば、オーバーチャージは取らない」と譲りません。
(空港職員の労働組合が、重い荷物は腰に悪いとでも言ってこんな規定ができたんでしょうか?)

幸い、大き目のウォーター・プルーフ・バッグがあったので、
それに着替えを詰め込んで超過料金を免れましたが、
ダイビング・バッグを開けて中の荷物をフロアにぶちまける大仕事になってしまいました。

チェックインが済むと、向かって右奥の壁際で手荷物のX線検査を受けます。
その後、出口手前の小さなデスクで出国税us$20を支払って部屋を出ます。

イミグレーション・カウンター(出国審査)は2階なので、建物中央の階段で2階に上がります。
階段を昇りきってすぐ右にトイレがあり、
その先のドアを出た吹き抜けでもタバコが吸えました。
レストランもここにありますが、この先の手続きも混んでいそうなので利用しませんでした。

階段を昇りきったところからは、イミグレーションは折れ曲がった廊下の陰になって見えません。
ガードマンにパスポートと液体持ち込みのチェックをされ、
廊下を進むとイミグレーション(出国審査)です。
案の定、長い行列ができています。
イミグレーションを通過すると、もう一度手荷物検査を受け、金属探知機をくぐります。

その先がやっと待合室で、こじんまりした免税店が店をあけていました。
待合室はかなり混んでいましたが、買い物をしている人はあまりいません。

アケちゃん(嫁)が、会社へのおみやげにチョコレートを買いたいというので、
チョコレート6箱とクッキー2箱を買いましたが、ここでも小さなトラブルに遭遇しました。

マイルを貯めるため、クレジットカードで支払おうとしたのですが、
カードリーダーでの認証ができません。
不正なカードとみなされてしまったのかと、一瞬青くなりましたが、
店員は、「インターネット回線が不安定で、よくあることなのよ」
と慌てる様子もなく、電話でクレジットカード・ナンバーを照会し始めました。

しばらく電話でやり取りがあってから、
「OK、ここにサインして」
と、レシートにサインして事なきを得ました。

0:30過ぎ、買い物を終えて10分もしないうちに搭乗が始まりました。
ビジネスクラス、車椅子の人に続いて、後ろの席から順番に搭乗です。

わたしたちは最後尾の席だったので、他の人より早く搭乗口を通過したのですが、
そこにいた女性ガードマンがなぜかアケちゃんを呼びとめ、
所持品をチェックし始めました。

これが結構しつこくて時間がかかってしまい、
ほとんどの人が搭乗し終えてから、やっと乗り込むことができました。

パラオ出国では、細々したトラブルが続き、少々うんざりさせられてしまいました。

離陸
0:53、定刻の1:10より17分早く、飛行機はサテライトを離れました。

1時間でヤップに立ち寄るので、機内サービスはジュースの配布だけでした。

アメリカ系航空会社の常ですが、
忙しく動き回るフライト・アテンダント(FA)のオバサマたちは、
みんな愛想が悪く、笑顔を見せません。
東南アジア系の航空会社のFAは、語尾にMr.かSirをつけますが、
Continental AirlineのFAは一切敬語を使いません。
そして、FA同士の私語が多いです。

経由地ヤップでのセキュリティ・チェック
1:51、ヤップに到着、着陸は相変わらず荒っぽくて、
柄が悪いのはパイロットも一緒です。

着陸してエプロンに移動している最中、
「乗り継ぎ前に機内のセキュリティ・チェックを受けるので、
シートのA、B、C側に座っている乗客はいったん降りろ」
というアナウンスがありましたが、
英語がわからない日本人乗客ばかりなのか、飛行機が停止しても誰も降りようとしません。

グアム-パラオ便でヤップを経由するのは週3便で、
往路、復路ともにヤップ経由という人がほとんどいないため、
このしきたりを知らない人ばかりなのでしょう。

日本からの往路では、オトさんがシートA、アケちゃん(嫁)がシートDだったので、
オトさんだけ降りましたが、復路は最後尾のEとFだったので、
機内の様子をつぶさに見ることができました。

繰り返しアナウンスしてもらちがあかず、
最後はFAが追い立てるように乗客を立たせていましたが、
降りなくてもいいD、E、F側の人まで降りようとしたり、
手荷物を置きっ放しでいく人がいたりと、
これじゃあ、FAも愛想が悪くなるわけです。

トイレも鍵をかけてしまい、使えなくしてしまいました。

片側の乗客が降りてしまうと、制服を着た強面の役人が3人乗り込んできて、
機内をチェックし始めました。
片側が終わると、D、E、F側に座っていた乗客が自分の手荷物を持って
通路をはさんで反対側の席に移ります。
制服姿の役人がD、E、Fの席をチェックし、
それが終わると、降機していた乗客と、ヤップからの搭乗客が乗ってきました。

ヤップ(YAP)を発ち、グアム(GUAM)へ
30分ほどたった2:45、飛行機は滑走路へと移動を始めました。
離陸前に眠りに落ち、着陸直前まで爆睡でした。

グアム国際空港に着陸したのは5:50(現地時間)、定刻より15分早い到着です。
往路と同じ手順で、1階に下りることなくセキュリティ・チェックを通過して
サテライトに入りました。

9.11同時多発テロ以降のチェックの厳しさには閉口させられますが、
靴と帽子は脱がされる、ボディ・チェックを全員に施す、など
アメリカの神経質さは異常です。

免税品店はガラガラに空いていますが、左(東)側の軽食コーナーのベンチは
かなり混みあっていました。

フライト・リストを見てみると、朝6時から8時までは日本向けのフライトが続いています。
大阪6:15、福岡6:50、(台北7:00、サイパン7:00)、成田7:20、(ホノルル7:30)、
札幌7:40、名古屋7:45、仙台8:00と、
2時間足らずの間に9フライトがひしめいています。
このあとがサイパン10:45、成田13:00ですから、8時を回ると、3時間近くフライトがありません。

お腹がすいてきましたが、機内食まで我慢することにして
コーラのラージ・サイズ(US$1.60)1杯をを2人で飲むだけでしのぎました。

帰りは待ち時間が短く、6:30から搭乗を開始しましたが、エコノミーが搭乗できたのは
7時を回ってからでした。

Don't Disturbのステッカーを貼ってもらおうと
思う間もなく着席と同時に寝てしまい、
朝食のサービスで起こされました。

スクランブル・エッグ、ガーリック・ライス、ロールパン、
フルーツ(パパイヤ、パイナップル)、コーヒー
というメニューですが、
朝からガーリックって、どんなセンスなんでしょう?

食欲が湧かなかったのですが、空港で我慢していたので結局全部食べてしまいました。

9:45、定刻より少し早く成田に着陸。
寝不足と窮屈な姿勢を強いられていたせいで身体がバリバリです。
出国審査、バゲージ・クレイム、税関とトラブルなく通過し、
到着ロビーから駐車場に連絡を入れて、預けてあった車を届けてもらいました。

ここまで無事に戻れたのに、帰宅するまでの間に事故を起こしてはいけないと思い、
成田からの運転はいつも慎重になります。

午後1時過ぎ、無事帰宅して、オトさんのパラオ・ダイビング・ツアーは幕を閉じました。

2007年12月1日

12/1-2 ランチ、散歩、夕食

エキジット後、精算
ハウス・リーフでのゆったりしたダイビングを終え、
シャワーを浴び、器材をリンスして船着場に並べて干してからショップに入ると、
休みの日なのにも関わらずガイドのサトシ君が待ってくれていました。
ゲストが少ない日に、交代でオフをもらっているそうで、久し振りの1日オフだと言っていました。

そんなおしゃべりをしながら、おみやげのTシャツを選び精算を済ませました。
滞在が長かったということで、最後のダイビングのタンク代をサービスしてくれた他、
オプションの追加ダイビング代を少し値引きしてくれました。

12:00になったのでサトシ君に別れを告げ、スタッフにホテルまで送ってもらいました。
部屋に戻って、ベランダに器材を広げて改めて干し直し、
水着とタオルを洗濯、じっくりシャワーを浴び直してから、少し身体を休めました。

13:00をまわり、お腹が空いたので昼食をとりにでることにしました。
外は暑そうで、あまり歩き回りたくなかったので近所で済まそうということになり、
メインストリートをわたってすぐのインド・レストラン「The Taj(タージ)」
行くことにしました。





インド・レストラン『The Taj』でランチ
銀行や居酒屋さくらが入っているテナント・ビルの美登寿司の上がThe Tajです。

バルコニーにもテーブルが並べられ、
夜はこの席も快適そうですが、
一番気温が上がる時間帯だったので、
迷わずエアコンの効いた室内を選びました。

店内はかなり広く、6人掛けのテーブルが
ずらっと並んでいて、100人は入れそうです。

でも、わたしたちが入ったときには
日本人カップルが1組しかいませんでした。

オーダーしたのは、
サモサ、シークカバブ、チキンカレー、マトンカレー、ナン。

どこのインド料理店に行っても、
わたしたちはいつも同じものを頼んでしまいます。

サトシ君情報によるとナンの種類が豊富で、
特にチーズ・ナンがおいしいということでしたが、
わたしたちはプレーンしか頼みませんでした。


本格的なインド料理ではあるのですが、
味付けがイマイチで、
どれも辛味と香りが足りません。
それに塩加減がバラバラで、
サモサとシークカバブは塩気が足りないのに、
カレーは2つとも塩辛すぎました。

食後にアケちゃん(嫁)が頼んだアイスコーヒーは
インスタント・コーヒーでした。

いちばんおいしかったのは、
オトさんが食後に頼んだマンゴー・ラッシーでした。

勘定はUS$52.50、少し高いかな、という印象です。

空港へのピックアップは23:00です。
まだまだ時間があるので、メインストリート沿いにブラブラ散歩しながら
おみやげを物色することにしました。

みやげ物屋をはしご
VIPホテルに入る路地の入り口にある郵便局の並びと、
その向かいにおみやげ物屋が3軒集中しています。
郵便局の向かいにあるのが「パラオショップ」、
郵便局の並びにあるのが「YOLT」と「アイランダー」です。

時間はたっぷりあるので、3軒ともまわってみました。
ジュエリーやアクセサリー、フルーツクッキーやタピオカクッキー、
ストーリーボードや木彫品などが並んでいましたが、
結局何も買わずじまいでした。

ホテルに戻り、パッキング、テレビ鑑賞
飽きてきたので、15:00前に部屋に戻りました。
ランチを取り終えてから1時間しかたっていません。

器材がすっかり乾いていたので、パッキングをはじめました。
ところが、AQUA MAGICで買ったTシャツが見当たりません。
どこに置いてきたんだと喧嘩になりかけたとき、部屋の電話が鳴りました。

フロントからで、
「荷物を預かっている」とのこと。

車の中に置き忘れてあったのに気づいて、トンボ帰りして届けてくれたそうです。

ほどなく、AQUA MAGICから確認の電話が入りました。
親切な対応に深謝。

その後はやることがないので、部屋でテレビ(フィギュアNHK杯)を見て過ごしました。

おみやげの物色でスーパーマーケット巡り
午後6時過ぎ、おみやげ物屋さんで何も買わなかったので、
夕食を取りがてらスランゲル・マーケットWCTCショッピング・センター
出かけることにしました。

このあたり、行動については無計画というか行きあったりばったりの
オトさんとアケちゃん(嫁)です。

わたしたちのおみやげは、日本では手に入りにくい安い雑貨や食料品と決まっています。

スランゲル・マーケットで、のど飴で有名なVICKSの香りつきポケット・ティッシュがあったので
1ダース入りをゲットして、配る用のおみやげにしました。
us$2.49だったので、1個¢21弱、日本円で22円程度です。

1人に20円しか使わないってどーよ、
パラオまで行ってポケット・ティッシュかよ、って感じですが、
『実用的でちょっとだけ珍しくて、ちょっとした驚き・意外性・話題性のあるもの』
というのが、我が家の外国旅行みやげのコンセプトです。

真向かいにあるWCTCの1階にあるスーパー・マーケットでは、
マーブル模様のクリームペーストを探したのですが、
ピーナツ・クリームとブルーベリー・ジャムのものはあっても、
コンデンス・ミルクとチョコレート・クリームのペーストは売っていませんでした。

2階のデパートに行ってみると、PALAUの文字とマンタやサメの絵柄のTシャツが
たくさん並んでいました。
他にも、PALAUの文字入りキャンドル立てとかアクセサリーボックスとか、
ガラスのペーパーウエイトとか、そんなインテリア小物(?)が大小揃っています。

うーん、こういうのはわたしたちには、ちょっとノー・サンキューでした。

というわけで何も買わずに階段を下りていると、ばったりJINさんに会いました。
彼も今日は1日お休みだったそうです。
ショップで会えなかったので、お別れの挨拶ができてよかったと言い合いました。

JINさんと別れて店の外にでたのが午後7時半、
時間がたつのが遅いですが、やっとお腹が空いてきました。

一度行ってみようと言っていた台湾レストランウエストプラザ・ダウンタウンの2階)は、
やっぱり明かりがついていません。
どうやら、廃業してしまったようです。

夕食は「居酒屋さくら」で
The Taj(インド料理)のとなりにあるメキシコ料理店バンディドスに行こうかと
店の前まで行ったのですが、
ガラス張りの店内にいる客のほとんどが白人だったので何となく気後れしてしまい、
結局AQUA MAGICのゲスト・スタッフと一緒に初めて行った居酒屋さくら
夕食をとりました。

ここのパラオ人のおばさんウエィトレスさんたちは日本語がよく通じます。
メニューの内容は、日本の居酒屋さんとほとんど変わりません。
味つけもきっちり日本食です。

頼んだ食べ物は、
白身魚のカルパッチョ、魚のカマ焼き、大根の揚げだし、レンコンの包み揚げ。
飲んだのはバドワイザー(缶)4本、ウーロン茶、パラオレモンサワーでした。
これでUS$40でした。

少し眠くなってきたので、部屋に戻って仮眠をとることにして、居酒屋さくらをあとにしました。

12/1-1 AQUA MAGICハウスリーフ

  • 色文字の施設は、Google Map「パラオ コロール島マップ」で位置を確認できます。
  • 各ポイントの水中マップをクリックすると、別窓で拡大表示されます。
  • Google Mapの文字をクリックすると、各ポイントの位置が別窓で表示されます。
起床、朝食、ショップへ
いつもより早い6:25に目が覚めました。
昨晩早めに床についたせいでしょう。
ベランダに出て天気を確かめると、空は曇っていて
消防署の国旗もしなだれている無風でした。

7:00にもう一度ベランダに出ると、太陽が顔を出し南よりの風が吹いています。
1週間前に買ったパンにはカビが生え始めていましたが、そこをよけて食べ切りました。
結局、6日間ずっと朝食は部屋でチーズとクラッカーとパンで済ませてしまいました。
一度くらい近所のレストランに行ってみてもよかったかな。

8:00過ぎにVIPホテル前の駐車場に出て、
迎えの車を待ちました。
ロビーにいてもいいんですが、
この時間はまだ涼しいし、
たくさんいる猫と遊んでいる方が楽しいのです。

8:20、リエちゃんがバンを運転して
迎えに来てくれました。
ウエストプラザ・デセケルに寄って、
昨晩到着したゲストを拾ってからショップに向かいました。

昨日、多くのゲストが帰国してしまったので、この日は3店合同でAQUA MAGICのボートを
使うそうです。
我々はハウス・リーフで潜るので、タンクを2本出してもらいました。

今夜遅く発つので、今日中に器材を乾かさなければなりません。
乾きにくいBCとウエット・スーツだけ朝から店先で干させてもらい、
レンタルで潜ることにしました。

8/30 1本目(dive#19)AQUA MAGICハウス・リーフ HOUSE REEF
Google Map

ハウス・リーフは、
リクエストすればガイドしてもらえますが、
基本的にはバディ単位でセルフ・ダイビングを
楽しむポイントです。
最大深度は-5mほどですので、
エアがもち、マクロ撮影にはもってこいです。

8:45、ボートを見送ってから準備をはじめ、
ボートが停泊していたジェティから
8:58にエントリーしました。

AQUA MAGICのとなりにあるリップ・タイド・バーという水上パーを越えたところにある、
砂浜から続くリーフがポイントです。

リップ・タイド・バーがある建物から伸びたロープに梵天(ぼんてん、ブイ)がつなげてあり、
ボートが入ってこないようになっています。
このブイから岸側で潜るようにします。

ブイを越えてしばらく水面移動し、水深-4mほどの適当なところで潜降しました。

ハウスリーフには水底にガイドロープが張ってあり、
ところどころに1から12まで反時計回りに番号札が結び付けられています。

と、聞いていたのですが、潜降開始後10分たっても、ガイドロープを横切りません。
おかしいな、と思っていたらロープがあったのでたどっていったら、7番でした。
どうやら、気づかずに横切っていたようです。

このあたりは、板状に伸びたサンゴが林立するところで、
マンジュウイシモチイトヒキテンジクダイの群れが
きれいです。

そのままロープ沿いに進んで行くと、
8番から9番にかけての外側は
砂地に大きなシャコ貝がゴロゴロ並んでいる、
すこし開けたところにでます。

9番を過ぎたところには、骨組みだけになったボートが沈んでいて、
大きなワニゴチがいました。

その先は砂地の窪地とサンゴの林が入り組んで迷路のようになっている場所があり、
探検気分であちこち彷徨える場所があります。
ここにもシャコ貝がたくさんいる場所があります。

11番あたりはいちばん深いところで、水深は-6mあります。
このあたりで、ヤスジチョウチョウウオを見ました。

12番でいったんロープは途切れますが、
10mほど先には1番の札があります。
われわれは2番の札が見えるところで潜降したのに
気づかず、そのまま通り過ぎていたことに、
ここまで戻ってきてから気づきました。

12番の手前では、ニシキテグリを見ました。
肉眼では黒く見えるのですが、
写真を見るとニシキテグリ特有の模様が写っていました。

エアはまだ100近く残っていたので、
ガイドロープから離れてウロウロしていましたが、
バディのアケちゃん(嫁)が寒いと言い出したので、
梵天(ブイ)のところまで水中を戻って、リップ・タイド・バーの下で浮上しました。

その後AQUA MAGICの船着場まで水面を泳いで戻り、エキジットしました。

豊富な魚種と変化に富んだ景観で、90分潜っていても飽きないポイントでした。

DATA:
潜降開始:9:07、浮上完了:10:40
最大深度:-5.5m、平均深度:-2.6m、透明度:6m、水温:29℃
天候:晴れ時々曇、風向:NE、波高:なし、カレント:なし
月齢:21.2(宵月)(小潮)、満潮:12:31、干潮:06:25 18:30