2007年11月28日

11/28-4 帰港、モグモグで宴会

帰港、ホテルにて
シャンデリア・ケーブを16:00時過ぎにたち、AQUA MAGICに戻ったのは16:10になる前でした。
ウエット・スーツをリンスして干し、他のゲストと雑談していると、サトシくんに夕食に誘われました。
19:00にホテルの前でピックアップしてもらう約束をして、バンでVIPホテルまで送ってもらいました。

ホテル前の駐車場では、猫たちが集会を開いています。
たぶん、夕飯を待っているんでしょう。
兄弟らしい子猫が5頭です。

その中のハチワレ君が人懐こくて、呼ぶと鳴き返してきます。
待っていると寄ってきて、触らせてくれました。

10分ほど猫たちと遊んでから部屋に戻り、
交代でシャワーを浴びました。


シャワーを浴びているときに滑って転んでしまい、
思わずシャワーカーテンをつかんだときに
カーテンレールを壊してしまいました。

よく見ると、壁から抜けただけだったので、
そのまま元のように突っ込んでおきました。
見た目わからないし、ちゃんとカーテンも
開け閉めできるので、問題ないでしょう。

水着、タオルを洗面台で洗濯し、ベランダに干しておきました。
ベランダ付きの部屋をリクエストして正解でした。

約束の時間になったので外に出ると、もう真っ暗です。
空になった皿を残して、猫たちも姿を消していました。

日本人に人気のカフェ、モグモグ
19:05にサトシくんがバンで迎えに来てくれました。

今夜は、AQUA MAGICのあるマラカル島まで
足を伸ばすとのこと。
パラオ・ロイヤル・リゾートのすぐそばにある
モグモグというカフェで集まるそうです。

マラカル島にある寮に住んでいるスタッフにとっては
歩いて行ける距離です。


パラオ・ロイヤル・リゾートは、ホテル日航パラオをクローズした後、
新たに別の場所でオープンした日航系のリゾート・ホテルです。

モグモグは、ここのスタッフや宿泊客もよく利用するそうで、
日本人が多く来るそうです。
パラオによく来るアントニオ猪木が必ず立ち寄るとかで、
店内には彼の写真がたくさん飾ってありました。

店は2階にあり、ベランダはテラス席になっています。
店内はイルミネーションや
鉢植えのトロピカル・グリーンで飾られ、
ジャズが大きな音量で流れています。
奥の一角には、ライブができるようにアンプやマイクが
セットされていました。
ウェイトレスはぴったりしたピンクの衣裳を着たフィリピン人の若い女性です。

メニューが豊富で、パラオ系料理から和食、洋食まで揃っています。
私たちが食べたのは、
マグロのカルパッチョ、カンクーン(空心菜炒め)、ツナサラダ、タロイモのコロッケ、
寿司(コチ醤と豆板醤に魚の切り身を漬けたヅケを握ってある)、焼きうどん、
でした。

この晩のメンバーは、サトシくん、リエちゃん、JINクンのスタッフ3名のほか、
この夜日本に帰る、マンタを見損なったHさんを含むゲスト7名でした。
Hさんは、ガルメアウス島の他にジェリーフィッシュ・レイクにも行ったそうで、
汽水湖に浮かぶ無数の無毒クラゲは、最初は気味悪かったそうですが、
すぐに慣れて神秘的な風景を楽しめたそうです。

22:15にお開きになり、ホテルまで送ってもらいました。
洗濯物を取り込むときに空を見ると、星がきれいです。
明日も天候に恵まれそうです。
着替えてすぐにベッドに潜り込みました。

11/28-3 ランチ、3本目(#12)シャンデリア・ケーブ

  • 各ポイントの水中マップをクリックすると、別窓で拡大表示されます。
  • Google Mapの文字をクリックすると、各ポイントの位置が別窓で表示されます。
  • 色文字の施設は、Google Map「パラオ コロール島マップ」で位置を確認できます。
ランチ
12:40過ぎにゲロン・アウトサイドを出発し、ランチのために島に上陸したのは13:00ちょうどでした。

どこの島に上陸したのか、記録がないのでわかりませんが、
確か、ガルメアウス島だったと記憶しています。
出発は14:00ちょうどでした。

この日のおかずは、
牛肉100%のハンバーグ(ひき肉というより、砕いただけという
感じ。静岡県の人なら「さわやか」のハンバーグみたいと
いえばわかるかな?)
茹でインゲン、白身魚のカツ、春巻、チョコレートケーキ。


昨日まで一緒に潜っていたHさんが、スノーケリング・ツアーで島に来ていました。
この日の夜に帰国なので、24時間前から潜らないようにしているのです。
帰国当日に2本潜る人もいる中、安全をきちんとケアしている人です。
彼は、マンタが見たいというリクエストを出していたようですが、
前日、前々日と振られてしまい、結局マンタを見ることなく今回のダイビングを終えました。
そんなHさんに、誰も今朝2枚でたことを言えませんでした。

この日2本で終了する人がいたので、昼食を終えたあと、いったんショップに戻りました。


11/28 3本目(dive#12)シャンデリア・ケーブCHANDELIER CAVE
Google Map

その名のとおり、鍾乳石が様々な形をつくっている
洞窟です。

途中水面上に4つの部屋があって、
ここでは、レギをはずして呼吸できます。

入り口に近いほうから、『シャンデリアの間』『オーロラの間』
『第3の間』『第4の間』という名前がついています。


ケーブは、AQUA MAGICのあるマラカル島と、
パラオ・パシフィック・リゾートナショナル・ホスピタル
あるアラカベサン島に挟まれた無人島にあり、
ショップからボートで10分ほどです。

洞窟の入り口は水面のすぐ下(-1m)に隠れています。
幅10m、高さ2mほどの狭い入り口を入ると、
中はぐっと広くなります。

ケーブの出入り口付近の透明度は数mですが、
ケーブ内では光が15~20m届いていたようです。

最初に『第3の間』まで水中を移動し、入り口に向けて戻る形で
『オーロラの間』、『シャンデリアの間』の順に移動しました。

左の画像は『第3の間』です。
鍾乳石が何本も垂れ下がるドーム状の部屋です。

『オーロラの間』は、板状の岩が何枚も垂れ下がって
いて、その先のいくつかは水面下に達しているので、
いくつかの小部屋にわかれているように見えます。

『シャンデリアの間』は、大きくて複雑に発達した
鍾乳石が見事です。



DATA:潜降開始:15:11、浮上完了:15:57
最大深度:-9m、平均深度:-2.5m、透明度:8m、水温:29℃
天候:晴れ、風向:なし、波高:0m、カレント:なし
月齢:18.2(寝待月)(中潮)、満潮:10:15(5.7) 21:24(6.6)、干潮:03:48(0.3) 15:46(3.3)

11/28-2 1本目(#10)ジャーマンチャネル、2本目(#11)ゲロンアウトサイド

  • 各ポイントの水中マップをクリックすると、別窓で拡大表示されます。
  • Google Mapの文字をクリックすると、各ポイントの位置が別窓で表示されます。
11/28 1本目(dive#10)ジャーマン・チャネルGERMAN CHANNEL

Google Map

AQUA MAGICに到着したのが8:20、
新しい顔ぶれはいず、昨日で帰った人がいたので
1人少なくなっていました。

準備を終えてボートが出航したのは8:45。

9時半過ぎにポイントに到着、
エントリーは9:42です。

ブイのロープ沿いに潜降し 、ほぼまっすぐにマンタ
クリーニング・ステーションにむかいました。


すると間を置かずにマンタがやってきました。

最初にエントリーしたので、1番前の特等席です。

マンタはステーションの上を4,5回旋回し、
外洋の方へゆっくりと姿を消してしまいました。

その3分後、ブラックマンタがやってきて、
やはり4,5回旋回すると、同じように戻っていきました。



その後、20分近く待ったのですが、
結局、最初の2枚以外現れませんでした。

左の写真は、ガイドのサトシくん
退屈しのぎに作っていたバブル・リング。

わずかにカレントがありますが、
ほぼ真っ直ぐ上がっていきます。




代わりに現れたのが、グレイリーフ・シャーク
自分より浅いところを下から見上げる経験は
たぶん初めてかもしれません。

サメはたいていドロップ・オフ沿いの
深場にいることが多く、パラオ以外のポイントでも、
パラオのブルー・コーナーでも、
何もない中層を泳いでいるのを
見たことがありませんでした。


マンタ・ステーションには30分以上いたでしょうか?
待っていても次のマンタが現れそうもないので、移動し始めました。

東方向にカレントにのって流していき、ガーデンイールゴールドベリー・ダムゼル
オニテングハギテンジクイサキなどを見つつ、時間が来たので安全停止にはいりました。

DATA:
潜降開始:9:43、浮上完了:10:33
最大深度:-19m、平均深度:-15m、透明度:15m、水温:29℃
天候:晴れ、風向:南西、波高:1m、カレント:穏(上げ潮)
月齢:18.2(寝待月)(中潮)、満潮:10:15(5.7) 21:24(6.6)、干潮:03:48(0.3) 15:46(3.3)

無人島で水面休息
記録を残していないのでどこの島かわからないのですが、公園になっている島にいったん上陸、
20分だけ休憩をとりました。
移動時間を含めて水面休息を1時間とる予定です。

11/28 2本目(dive#11)ゲロン・アウトサイド NGERCHONG OUTSIDE
Google Map
25日の2本目で潜ったポイントです。
コース取りは前回と全く同じでした。

前回と同じ上げ潮方向(西→東)の穏やかなカレントがあり、
イージー・ダイビングでした。

ドロップオフに下りて間もなくカスミチョウチョウウオ
オレンジフィンアネモネフィッシュ、しばらくしてトレイシーズダモイゼルと遭遇。


途中にある大きなイソバナはしおれていました。

その先にある大きなシャコ貝のそばには
ルリホシスズメダイがいました。

その先のイソバナには、前回と同じくクダゴンベ
いましたが、被写体に近寄りすぎて逃げられてしまい、
写真を取り損なってしまいました。

減圧不要限界時間が近づき、水深を浅めにとるためにレッジの
上に出ると、流れが徐々に速くなっていきます。
砂地が点在する水路には、オオメカマスが群れています。

そのまま、水深-5mでの安全停止にはいり、3分後水面に向けて浮上開始しました。


DATA:
潜降開始:11:38、浮上完了:12:29
最大深度:-20.5m、平均深度:-13.5m、透明度:20m、水温:29℃
天候:晴れ、風向:南西、波高:1m、カレント:穏(W→E)
月齢:18.2(寝待月)(中潮)、満潮:10:15(5.7) 21:24(6.6)、干潮:03:48(0.3) 15:46(3.3)

11/28-1 起床、朝食、ショップ着

目が覚めたら晴れていた
7:05、目を覚ましてカーテンを開けるといい天気です。
となりの消防署に掲げられた国旗も、
昨日までとは、はためく方向が違っていました。
東寄りに変わったようです。

昨日の日記と出納をつけ、
朝食を摂りました。




いつもと同じ、買い置きのクラッカー、スライス・チーズ、
パンとコーヒーです。

ラベルには、EPI BREADと書いてあります。
どういう意味でしょうか?

粉チーズの香りがするペストリーですが、
ちょっと粉っぽいというか、重曹(ベーキング・パウダー)の
匂いがします。


5分で食事が終わってしまい、
支度を整えるとやることがなくなるので、
7:50には部屋を出て、迎えの車を待ちながら
近所の写真を撮っていました。

朝8時前のメインストリートです。
この先にWCTCスランゲル・ストアがあります。

時速20kmぐらいのノロノロですが、
ひっきりなしに車が通っているので、
たぶん朝のラッシュ・アワーなんでしょう。

15分ほどしてはAQUA MAGICの迎えのバンがやってきて、
この日も私たちだけでショップに直行しました。