日記を書き進める前に、泊まったホテルと島内交通についての情報をまとめておきます。
これからパラオに初めて行ってみようという方のお役に立てば幸いです。
VIPホテルについて
位置
コロール島は、空港のあるバベルダオブ島と、マラカル島に挟まれています。
コロール島を東西に貫き、それぞれの島と橋で結ばれているメインストリート沿いに
街が細長く広がっています。
市街地の西のはずれ近くの一角に国会議事堂、警察、消防署が固まっている広場があり、
その脇にVIPホテルがあります。
- コロール島内の諸施設の地図は、Google Map「パラオ コロール島マップ」を参照してください。
付帯施設
建物の一角は『アリラン』という韓国料理のお店です。
建物には他にコンチネンタル航空の事務所と、
日本の海外青年協力隊の事務所、そして美容室
がテナントとして入居しています。
設備
ホテルは、1階がロビー、2階と3階が客室です。
貴重品はフロントにあるセーフティーボックスに預けます。
セーフティーボックスのキーを常に持ち歩いている必要があります。
エレベーターはありません。
各階の廊下にはウォーターサーバーが置かれ、冷水と温水が24時間いつでも飲めます。
サーバーの脇にはインスタント・コーヒー、砂糖、紙コップが用意されています。
客室
わたしたちが泊まった部屋の調度は、
ドアのすぐ脇に大きなクローゼットがあり、
その奥にテーブル、整理ダンス、テレビ台が並び、
プールサイドで使うような丸テーブルのほか椅子が3脚、
奥の壁沿いにクイーンサイズのベッドが2つ並んでいました。
ベッドとベッドの間にはサイドテーブルがあります。
壁に埋め込んだブランケットがベッドサイドランプの代わりです。
家具は寄せ集めで、デザイン・色・素材がバラバラでした。
たぶん、部屋ごとに違うんだと思います。
古いエアコンがバルコニーに面した窓の上に備え付けてあり、天井にはファンがついていました。
小さな冷蔵庫がクローゼットの中にあり、スーパーで買ってきたビールやミネラル・ウォーターを冷やしておけます。
ミニバー、ドライヤーはありませんでした。
大きなクローゼットには、クリーニング店でもらうような針金ハンガーがたくさんかかっていました。
バスルーム
バスルームのドアを開けると正面に洗面台、左隣に便器、突き当りがバスタブです。
バスタオルとハンドタオルが1枚づつ用意されています。
大き目のタオルハンガーが2ヶ所にあり、重宝しました。
小さな固形せっけんとシャンプー(試供品サイズ)が置いてありました。
タオルとシーツは毎日交換してくれました。
バルコニー
わたしたちが旅行社のエアワールドさんにホテルをリクエストしたときに最も重視したのが、バルコニーでした。
開放感が欲しかったのと、最終日に器材をゆっくり干したかったのです。
南国の大雑把な造りではあるけれど、部屋の幅いっぱいの立派なバルコニーがついていたのは予想以上でした。
電気
コンセントは部屋の何箇所かにあり、電圧は110v、コンセントの形状もAタイプで日本と同じです。
空港から送迎バスの中で、瞬断や停電が多く電圧も不安定で、数日前も嵐のときに1時間ほど停電したと聞かされていましたが、滞在中不便を感じることはありませんでした。
ただ、ノートPCなどを使う際は、変圧器を持参したほうがよさそうです。
テレビ
部屋には小さなテレビがあり、無料で見られます。
ケーブルTVのようで、アメリカの番組中心ですが、地元チャンネルやNHK(日本語)も見ることができます。
電話
部屋についている電話でフロント、客室間、外線につながります。
島内は通話無料でした。(ホテルによっては回線使用料をとるところもあるようです)
総評
建物も調度も古いけれど不潔な感じはなく、部屋は充分な広さで天井も高く、圧迫感も感じません。
必要なものは最低限そろっているけれど、余計なものは一切ない、
素っ気ない洋風民宿といった雰囲気です。
ホテルの名称も、正式には『VIP GUEST HOUSE』ですから、
ホテルというと語弊があるかもしれません。
ただ、市街地のホテルは、一部の高級ホテルを除けばみなこんな感じだそうです。
島内交通
シャトルバス
NECO社(無料)とBBI社(1週間乗り放題US$7、チケットは車内で購入)が夕方から夜まで運航。
わたしたちは歩いていける範囲にたいていのものが揃っていたので使いませんでしたが、
各ホテルや大きなスーパーの前などを巡回しています。
タクシー
メインストリートのスーパー前などで客待ちをしていますが、流しているタクシーはいません。
利用する場合は迎車が基本のようです(迎車料無料)。
メーターがついていないので、事前交渉が必要です。
市街地内の短距離ならUS$3、中距離でUS$5程度、空港までだとUS$25が相場のようです。
レストランの送迎サービス
電話で予約すると、ホテルまで送迎してくれる店がけっこうあります。
最終日に利用した『アイランド焼肉』は日本語で対応してくれました。
バスに乗る前にもらったインパックツアーズの小冊子内のレストランの広告に、
送迎の有無が載っていたので役立ちました。
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