2007年11月27日

11/27-2 1本目(#7)ジャーマンチャネル、2本目(#8)ブルーコーナー

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11/27 1本目(dive#7) ジャーマン・チャネル GERMAN CHANNEL
ボートはまず初日ランチで上陸したガルメアウス島に立ち寄りました。
ここで体験ダイビング組が、ガイドのリエちゃんと下船しました。
ダイバー組とは別にランチをとるようで、人数分のランチとミネラル・ウオーターも
降ろしていました。

体験組を降ろしてボートが再出発して間もなく、ガイドのサトシくんから
1本目のポイントはジャーマン・チャネル、2本目はブルー・コーナーと発表がありました。
昨日のリベンジのリクエストがあったのと、初日組からブルー・コーナーのリクエストが
あったようです。

ジャーマン・チャネルは、ダイビングポイントの名前として
使われていますが、
本来は浅いリーフに作られた人工の細い水路の名前です。

Google Map

観光客向けのオプショナル・ツアーのうち、
サウスロックアイランド・ツアーで
カープ・アイランドやロングビーチと共に訪れる
名勝のひとつです。(インパックツアーズ主催で
US$125+パーミッションUS$25)

サトシくんチームは、オトさん、アケちゃん(嫁)、
ゆうべ誕生日を祝ってもらったまりこちゃんの3人です。
まりこちゃんは、サトシくんのガイドだとマンタがでない
と言って、マクロ探し宣言をしていました。

昨日と同じく、ブイに船をもやい、ボートの下で集合しました。
水深はやや浅く-9mです。

クリーニングステーションまでのルートは
昨日とほぼ同じです。



昨日より透明度が良かったので
クリーニングステーションに向かう途中の砂地で
ガーデンイールをゆっくり観察することができました。








クリーニングステーション手前のサンゴにいる
マダラタルミの幼魚。

昨日も同じところにいました。

ここでしばらくマンタを待ちましたが、
どうやら連休のようで、ご登場願えませんでした。

グレイリーフ・シャークが水面近くを泳ぎまわっています。
サメを真下から眺めることって滅多にないので、
なんだか奇妙な感じでした。
まりこちゃんを見ると、中層を見ようともせず
サンゴを覗き込んだり、ウロウロ動き回ったり、宣言どおりマクロ系に徹しているようです。
オトさんは、まりこちゃんの潜り方がすっかり気に入ってしまいました。

コガネキュウセン

結局マンタはあきらめ、砂地中心に移動しました。

フォトジェニックな魚も結構いたのですが、
オトさんの腕が悪くて、まともに撮れたものが
あまりありません。




ヒメダテハゼ
テッポウエビと共生するハゼです。
伊豆にいるダテハゼより色が薄く、
目の上にアイラインが2本あるのが特徴です。

クリーニング・ステーションを離れて南に向かい、
向こう岸の斜面の手前で反時計回りに折り返して
クリーニング・ステーションに戻り、
反対側のガレ場に向かいました。

昨日に比べると中層の魚影が薄く、
遭遇したのはユメウメイロの群れぐらいで、ギンガメアジには出会えませんでした。
ギンガメアジは上げ潮の時にしか見られないということです。

カレントはきのうより穏やかで、下げ方向でした。

DATA:
潜降開始:10:06、浮上完了:10:59
最大深度:-19m、平均深度:-15m、透明度:12m、水温:29℃
天候:くもり、風向:南西、波高:1m、カレント:穏(E→W)
月齢:17.2(居待月)(中潮)、満潮:09:27(6.0) 20:39(6.9)、干潮:03:01(-0.1) 15:00(3.1)

水面休息
全員がエキジットすると、ボートは外洋に向けて移動しました。
外洋の手前のリーフにボートを止めて、そこで休憩です。
ビッグ・ドロップオフに続くリーフで、サンゴがよく発達しています。
ここでしばらくスノーケリングを楽しみました。
30分ほどの休息のあと、11:50にブルー・コーナーに向けて移動を開始しました。

11/27 2本目(dive#8) ブルー・コーナー BLUE CORNER
Google Map

きのうよりうねりが強くなり、
リーフでブレークする波が大きくなっています。

初日組のことを考慮してだと思いますが、
この日は北側(上げ潮用)のブイにロープをもやい、
リーフの上で集合しました。

潜降すると、すぐにナポレオンが寄ってきて
ダイバーの周囲をウロウロついてきます。

透明度は18mぐらいでしょうか?
昨日の2本目(dive#5)より幾分悪い気がします。
カレントはほんのわずかで、アゲインスト気味でしたが気になるほどではありません。

ドロップ・オフへは降りず、棚に沿って移動します。
水中に半島状に突き出たリーフを横切るように水路があり、
その水路にはいりました。

水路にはいって間もなく、
休んでいるアオウミガメに出会いました。

しばらく観察していたら、カメはゆっくり沖にむかって
泳いでいってしまいました。

流れに逆らいながら水路をさらに奥に進んでいくと、
大きなグレイリーフ・シャークに遭遇。

そのまま進み、反対側のドロップ・オフにたどりつくと、
目の前をカスミアジの群れが横切っていきます。

その中に何匹かロウニンアジが混ざっていました。

ロウニンアジは、どこの海で見ても、
他の魚の群れに混じって、単独で行動しています。
ギンガメアジやカスミアジと一緒にいることが
多いようですね。


棚を右に見ながらコーナーの先端方向に移動していくと、
沖側にギンガメアジの大群がやってきました。

続けて、クマザサハナムロウメイロモドキ
通り抜けていきます。

コーナー先端付近には、ヨスジフエダイがついている
サンゴがありました。

先端にたどり着いてから、沖に向けてゆっくり浮上し、
安全停止のあとエキジットしました。

カレントがない時ならではのコース取りだったね、と後でガイドのサトシくんに聞くと、
ここまで続けてカレントがないブルー・コーナーは珍しい、との返事でした。

一度はブルー・コーナーのカレントを体験してみたいオトさんとしては、不満が残ります。

DATA:
潜降開始:12:09、浮上完了:13:02
最大深度:-19m、平均深度:-13m、透明度:18m、水温:29℃
天候:くもりのち晴れ、風向:南西、波高:3m、カレント:穏(E→W)
月齢:17.2(居待月)(中潮)、満潮:09:27(6.0) 20:39(6.9)、干潮:03:01(-0.1) 15:00(3.1)

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